名称

indexmaker - MRTG Webサイト用インデックスファイルの作成 (MRTG-2.9.22)


形式

indexmaker [options] mrtg.cfg [other.cfg ...]


オプション

 --output=filename   出力ファイル名を指定 (デフォルト: 標準出力)

 --filter title=~regexp  タイトルに対して正規表現を使用してターゲットを選択
 --filter pagetop=~regexp  PageTopに対して正規表現を使用してターゲットを選択
 --filter name=~regexp  名前に対して正規表現を使用してターゲットを選択

 --title=text        生成されたインデックスファイルのタイトルを設定
 --bodyopt=text      BODYタグのオプションを設定
 --pagetop=text      ここで指定したテキストを<BODY>と<H1>...</H1>の間に挿入

 --columns=number    カラム数x(デフォルトは2)のテーブルでグラフを表示

 --sort=title        グラフをタイトルでソート
 --sort=name         グラフを名前でソート
 --sort=descr        グラフをそのdescriptionでソート
 --sort=original     そのまま(これがデフォルト)

 --enumerate         それぞれのグラフのタイトルにシーケンス番号を付ける

 --width=number      グラフの幅を指定 (デフォルト: 指定なし)
 --height=number     グラフの高さを指定 (デフォルト: 指定なし)

 --show=XXX         インデックスにどのグラフを表示するかを選ぶ (デフォルトはXXX=day)
 --show=day
 --show=week
 --show=month
 --show=year
 --show=none

 --section=h1        セクションのヘディングとしてPageTopにh1タグを使用(デフォルト)
 --section=title     グラフのセクションヘディングとしてTitleを使用
 --section=name      セクションヘディングとしてグラフ名を使用
 --section=descr     セクションヘディングとしてグラフdescriptionを使用
 --section=portname  セクションヘディングとしてPageTopにport名のエントリーを使用

 --rrdviewer=path    rrdviewerのパス (デフォルト: /cgi-bin/14all.cgi)
 --prefix=path       index.htmlの場所からグラフへのパス


機能説明

indexmakerはMRTGインタフェースステータスページの状態を表示する Webページを作成することができます。

--output filename
出力のファイル名を指定します(デフォルトは標準出力です)。

--filter (title|pagetop|name)(=~|!~)regexp
いくつかのフィルタをセットすることができます。それぞれのフィルタは MRTGの設定ファイルの特定のセクションの内容にマッチします。 Nameはカギ括弧の中の文字列(option[name]: bla)を参照します。

選択したマッチングオペレータ(=~!~)に従って、マッチングは正にも負にもなります。

シェルによっては!が特殊文字だと解釈される場合があることに注意してください。 その場合には\!~のようにタイプする必要があります。

--title text
生成されたインデックスファイルのタイトルを指定します(デフォルト: regexp)

--bodyopt text
この引数の値は<BODY>タグに追加され、ドキュメントの色を設定したりすることができます。 このオプションのデフォルト値は

 bgcolor="#ffffff" text="#000000" link="#000000" vlink="#000000" alink="#000000"

となっています。

--columns number
numberカラムのテーブルでグラフを表示します。デフォルトは2です。

--sort title|name|descr|original
ページ中のグラフをtitlename、インタフェースのdescriptionで ソートするか、もしくはそのままかを選びます。

--enumerate
それぞれのグラフのタイトルにシーケンス番号を付けます。

--width number
グラフの幅を設定します。

--height number
グラフの高さを設定します。

--show day|week|month|year|none
インデックスページにどのグラフを載せるかを選びます。 --show=noneとすれば、完全に画像を除くことができます。

--section h1|title|name|description|portname
ページ中のそれぞれのグラフでタイトルに何を使うかを選びます。 h1はページトップからのH1セクション、titleはグラフのタイトル、 nameはカギ括弧中の文字列(option[name]: bla)、そしてdescrもしくは descriptionはPageTopのDescription部分のテキスト(もしあるならCISCOの descriptionテキスト、そうでなければインタフェースのdescription)。 portnameはPageTopのPort Name:です。

--rrdviewer path
mrtg.cfgファイルでLogFormat: rrdtoolを正しく設定していれば、 インデックスにはこれが考慮に入れられます。その場合、 グラフ生成用のCGIプログラムへのパス(デフォルトでは/cgi-bin/14all.cgi) を設定しておく必要があります。

--prefix path
デフォルトでは、indexmakerによって生成されるファイルはWorkDirに置かれます。 別のところに置きたい場合には、インデックスが置かれる場所からWorkDirにどう やって届くかを指定します。ディレクトリセパレータはURLに使われるように「/」を 使わなければならないことに注意してください。つまり、URL全体を入れることも可能です。


著者

Tobias Oetiker <tobi@oetiker.ch>


ライセンス

GNU General Public License


コピーライト

2000-2001 Tobias Oetiker <tobi@oetiker.ch>


日本語訳

花井 浩之 <e2j@mrtg.jp>